天網恢恢疎にして漏らさず

天網恢恢疎にして漏らさず

お笑いライブ、博物館、クラシック中心の演奏会他、色々お出かけ記録用。

ラバーガール単独が大層良かったという話

ラバーガール全国ツアー「ラバーガールLIVE『お前ら愛してるぜ』」へ行ってまいりました。
今回は「ラバーガールと仲間たち ネタ&企画で愛してるぜ」と題された、大阪の特別公演へ。
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ライブレポではなく、ただの感想です。

ゲストは東京から、ザ・ギースとラフレクラン

ラバーガールとザ・ギースは普段から仲が良いらしく、4人が並ぶと大変和やかな雰囲気でした。

ネタはラバーガールが3本と、ゲストが2本ずつ。
思ってたよりもたくさん見ることができて、どれも面白かったです。

企画コーナーは2個。

2個目のコーナーでの「最強コンビ対決」の中で行われた、エア綱引き対決がめちゃくちゃ盛り上がって面白かったです。
考案者のラバーガールが楽しそうに見守る中、ザ・ギースとラフレクランによる対決は、双方迫真の演技で最高にバカバカしく、ドキドキする試合展開で本当に笑った。

ラバーガールとザ・ギースは「オンバト+」と「キングオブコント」、ラフレクランは「にちようチャップリン」といったネタ番組でよく見る(見てた)方々だったので、目の前でトークやゲームをしている姿はかなり新鮮でした。

ちなみに「オンバト+」をWikipediaを調べると、ラバーガールもザ・ギースも全戦オンエアという驚異の成績が出てきました。そりゃあ、しょっちゅうこの番組で見てたイメージになるはずだ…。

普段はよしもと贔屓の私もラフレクランを舞台で見るのはお初。
東京で人気の爽やか若手芸人、というイメージでしたが漫才やコーナーでのしゃべりもけっこうコテコテしていて、いい意味で期待を裏切られました。

終演後はグッズ購入特典のラバーガールとの写真撮影。お二人とも優しいし、写真を撮ってくれたスタッフのお姉さんがまぁいい人。
実は飛永さん、大水さんの個人名は知っているけど時々どちらがどちらか怪しくなる…といった程度でライブに行っていたのですが、今回で完全に覚えたし、ラバーガールが好きになりました。
我ながらチョロいファンですね。

テレビやネットで何度も見るのと、生の舞台で見る1回の情報の多さや満足感は比べ物にならないな、と改めて。やはりライブは楽しい。

このあと偶然にも会場を出るのがザ・ギースとラフレクランと同じタイミングになったのですが、一緒にいてた妹がすぐに気付き、高佐さんとお話して握手までしてもらっていました。数秒のうちの出来事。
そして素晴らしい反射能力に感嘆するわたしは無意識のうちに「単独行きます!」と口が動いていました。
なので、どうにかして春に開催されるザ・ギース大阪単独公演のチケットを購入しようかと思います。

ええ、チョロいファンです。

屋久島ひとり旅〈その3〉

【3日目】
7時頃起床。いざ白谷雲水峡へ!

まずはバスに乗り、宮之浦港近くの観光センターへ。
ここでザックとレインコートをレンタル。次のバスまで時間があるので、近くの土産物屋で時間つぶし。

ようやくバスが来たので乗り込み、白谷雲水峡を目指します。この日も残念ながら雨模様。麓から見えていた高い山をどんどん登って行くけれど、濃霧で外の景色が全然見えない。うねうねとした山道を40分ほど登ったら到着!
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「白谷雲水峡」登山口で標高620mです。
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管理棟にて協力金を支払い、係の人から説明を聞きます。道中はピンクのテープが目印に貼られているとのこと。雨で道中の沢が増水しているので、渡れないときは無理せず戻ってくるよう念を押されました。
本日の目的地は「苔むす森」周辺まで。「もののけ姫」のモデルになったとか何やら言われるエリアです。
管理棟の前に東屋があったので、食事とレインコートを装着してから山へ出発。最初の方は傘を差して歩けるくらいの、整備された道なのでのんびり歩いていきます。

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大きなかこう岩。案外普通に登れます。

途中、吊り橋を越えたところから登山道になります。とはいえ、道はちゃんと整備されているので登山初心者の私でもゆっくり進めば問題なし。雨が上がり、少し日が差してくると回りが霧掛かってきました。

沢を2個ほど越えたので、そろそろ到着か…と思っていると、なんとここで受付で言われた要注意の沢にたどり着く。

あれっ、今まで越えた沢は何だったの…?

飛び石が配置されているのは分かるけれど、かなりの勢いで流れる水の中に足を踏み入れる勇気が起きず、ひとまず休憩。おやつを食べながら様子を見ます。
すると、川の向こうから下山してくるグループが。小学生くらいの女の子や、お年寄りも普通に飛び越える姿を見て安心し、慎重に川を越えました。

沢を越えたあとに出てきたのが、この日1番大きな杉、樹高22mの「くぐり杉」。こちらで標高は820m。
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くぐって向こう側へ進みます。濡れた木の根は死ぬほど滑りやすいのでご注意を。

ここからもう少し歩いて、ようやく目的地の苔むす森に到着!標高870mぐらい。
ただ、周囲には看板もあるわけではないので自信がない。まあこの辺だろう、ということで立ち止まって写真撮影タイム。
もののけ姫の世界が広がっている、といわれればそうなんだろうけど、いかんせん最近見ていないので記憶がアヤシイ。

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当たり前のことなんだけども、苔が生えるということは、日当たりが悪く、湿度が高いということで。しかもずっと薄霧の中だから何だか幻想的な雰囲気です。


森の中で自分ひとりだと、少し不安になってくる。


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時間を確認するとちょうど13時。帰りのバスは14時40分。登ってくるだけで1時間半程度掛かっているので、そろそろ下山しなければ間に合わない。このままもう少し登れば太鼓岩という、景色の開けたところに行けるようだけど、無理はせずに下山を開始。

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行きはびびった渓流も、難なく越えてずんずん下山。分かっている道だから、行きよりも不安が少ないです。
あっという間に吊り橋のところまで来ると、急に森が開けて眩しさに驚きました。森の中が思っていたよりも暗かったようです。

時計を見ると予定より早く下山出来そうなので、途中のベンチに腰を掛けて渓流を眺めて一休み。すっかりいい天気になり、暑くなってきたのでレインコートを脱ぎ、更に下へ。

結局、14時過ぎに下山。もっとゆっくり降りてくれば良かった、と後悔…。ペース配分が難しいですね。

行きは満席だったバスも、帰りは自分一人だけ。
途中、ヤクザルの親子が道を横切ってびっくり!バスが止まってくれたので、写真を撮ろうとしたものの上手く顔を写せませんでした。
コロンと丸っこくてかわいいです。
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行きは全然見れなかった車窓を楽しみながら町へ降りてゆきます。
宮之浦で南へ向かうバスに乗り換え。

空港近くのホテルの日帰り入浴割引券を持っていたので、空港前で途中下車。温泉で汗を流しました。汗と雨の匂いが染み付いた服を着替えてさっぱり。

再びバスに乗って更に南へ。お目当ての食堂で晩御飯を食べるため、安房に向かいます。

食堂ではお店名物の餃子定食と、ミズイカのお刺身を注文。お客さんは他に地元のおばちゃん達のグループだけだったので、座敷を広々利用。荷物が多かったので大変ありがたい。

翌日が超早起きなことを考えて、泣く泣くアルコール無しで晩御飯。
魚介類も好きなんだけど、しばらく肉っ気のあるものを食べていなかったので羽根つき餃子が旨い!ご飯が進む!

夕食後、バスに乗り込み更に南へ。予約していた宿へ向かいます。
19時前の私が乗っているバスが最終だったからか、バスの運転手さんに「どこまで乗るの?」と聞かれました。
最寄りのバス停に着くと辺りは真っ暗。事前に調べてはいたけれど、街頭ひとつない暗闇。
バスの通る県道から、山の方に入る細い道を、手元のライトで照らしながら進みます。ずっと水の音が聞こえているから、川が近いんだろうけどどこにあるのかも全く見えない。5分ほど歩いてようやく宿に到着。明かりが見えて来たときは、心から安心しました。

ここから2泊はゲストハウスのドミトリーのため、個室のときのようにはのびのび出来きません。
一部屋6人用だったけど、同室はもう1人しかいなかったので気が楽でした。

着いたらまず、登山用のジャージやら靴下をお洗濯。
洗濯と乾燥を待っている間に共有スペースへ行くと、同室の女の子と青年が居たのでポツポツとお話をする。
同室の女の子も翌日に縄文杉に行くとのこと。どこかで会うかもね、などとお話しながら就寝。

翌日は3時半起き。早く寝るつもりだったのにテンションが上がっていたのか全然寝付けませんでした。

次に続きます。

屋久島ひとり旅〈その2〉

【1日目】
予定通り起床。身支度を済ませ、朝食を食べながらフライト状況と新燃岳関連のニュースを手元のスマホで調べる。今のところ大丈夫そう。
今日こそ出発出来ますように、と祈りながら、昨日来た道を逆戻り。伊丹空港へ向かいます。

空港に到着後、手続きを済ませる。やはり、噴火の影響で、途中で引き返すか福岡空港着になる可能性があるとのこと。
万が一福岡空港に降りた場合、鹿児島空港までどれくらい時間が掛かるのか調べてみるとまあ時間もお金も掛かります。これじゃあ鹿児島空港屋久島空港行の飛行機に乗れないじゃないですか、と既に諦めモードで飛行機に乗り込みます。一応、時間と便名を母にメールで伝えて出発です。

火山灰と強風の影響で、定刻よりも遅れたけれど無事に鹿児島空港到着。初乗り継ぎを問題無く済ませ、鹿児島空港屋久島空港行きの飛行機へ。天候不良の為時々揺れるし、せっかくの窓際席だけど景色がほぼ見れなくて残念。気がつけば陸地が再び見えてきて、あっという間に屋久島に到着!天気が悪い!けど月に35日雨が降るという屋久島、これぐらいでは挫けない!
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まずは予定通り、屋久島空港前にある観光案内所にてバスの乗り放題券を購入。今回は車は使用せずバス移動のため、4日分4000円。なかなかの出費です…。
このバス券を使い、最初の目的地「大川の滝」へ向かいます。ちなみに読み方は「おおこのたき」。

空港から約1時間のバスの旅。ひたすら南へ。
前日のゲストハウスで、同室の人が0時を過ぎてもずっとガサガサバタバタしていたせいで全然寝れていなかったので、バスに揺られてウトウト。空港近くの安房を越えると、ほぼ同じような景色が続くので気がつけば寝ていました。

寝不足と荷物でフラフラしながらも、終点大川の滝へ到着。帰りのバスの時間を再度確認してから、滝の方へ向かうと遠くから水が流れる音が聞こえてきます。
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この距離でもちょっとしっとりしてくる感じ。
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ほんとはもっと近くまで寄れたけれど、元気が無かったので離れた位置で休憩。
帰りのバスに乗り込み、宿のある宮之浦を目指して北へ向かいます。天気は相変わらず薄雲、時々雨もポツポツ。

こんな感じの風景が続きます。
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宮之浦のバス停からすぐの民宿に到着。荷物を置くと一気に疲れが出て、倒れこみました。
多分ここを逃すともうスーパーに寄れないかもしれないので、近くのスーパーで食料を補充したあとに宿で夕食。
カツオのお刺身が大変美味しかった!トビウオの唐揚げは、中骨以外は全て食べることができると言われたので、言われるがまま、全て食べました。身がふっくらとして美味しい。トビウオの卵の和え物は、おそらくたんかんで和えられている感じ。これが意外と合います。おひつに入れられたご飯を全て食べきるころには、ずいぶん復活しました。
食事、大事。

この民宿のお風呂は温泉!やはり湯船に浸からないと疲れが取れないですね。

前日に止む終えずキャンセルした縄文杉トレッキングツアーを、再度別のサイトで探してメールで予約。山ほど種類があって困ります。ちょっと高かったけども、送迎や弁当の手配をしてもらえるところにしました。

なんやかんやと作業しているうちに12時になっていたので就寝。

次へ続きます。

屋久島ひとり旅〈その1〉

3泊4日屋久島旅行の記録です。
2月某日、NHKのニュースの天気予報を見ていたときにふと目についた屋久島。縄文杉を見よう!唐突に思い、そのまま勢いで予定を立てて行ってきました。
これまでの一人旅は演奏会や博物館へ行くための遠征ばかり。観光が目的の一人旅は初めてで、なんやかんやと楽しかった旅の記録を忘れないように残しておこうと思い、つらつらと書いていきます。


【出発前】
”鹿児島の離島”という情報しか私の頭には無いので、どんな交通手段で行けば良いのかさっぱりわからない。とりあえず最安値で行ける方法を電卓を叩きながら調べました。
関西出発だと、南港からフェリーで鹿児島→鹿児島からフェリーor高速船が恐らく最安値かと思います(私調べ)。しかし所要時間や乗り継ぎを考えると、けっこう手間が掛かりそう。
ということで、最終的にはツアー会社にて航空券(伊丹→鹿児島、鹿児島→屋久島往復)+1泊付きのツアーに決めました。初日の宿は選べるタイプにしたので、温泉有りの宿で予約。残り3泊分も自分で事前にネットで予約。
現地の観光情報はネットで調べるとたくさんのサイトが出て来ます。しかし土地勘が無いので、手元に紙の地図が無いといまいちわかりづらい。大きな本屋に行き、ガイドブックも1冊購入。
そして世界遺産の島・屋久島といえば縄文杉だろう!ということで調べると往復10時間山道を歩かないとたどり着けないという情報が出て来ます。普段運動しないし体力もあるとは言い難いけれど、まあとにかく健康なので何とかなるだろうと思い、縄文杉トレッキングツアーを予約しました。安くはないけれど、一人で歩くのは心配なので必要経費ということで。

今回は「行程さん」という旅のしおりを作成出来るサイトを利用して、集めた情報を元に予定を立てました。こちらのサイト、シンプルなデザインが使いやすいし、可愛らしい。おすすめです。無料。
kouteisan.com

旅行は予定を立てているときが楽しい派です。


【0日目】
旅の出発地は伊丹空港伊丹空港は初めてなので念の為早めに自宅を出ます。すると、予定より早い電車・空港行きシャトルバスに乗れたので随分早く空港に到着しました。出発まで1時間半はあります。手続きカウンターの場所などを確認したのち、持ってきたおにぎりで昼食。順調な滑り出しに満足しながら、搭乗手続きの時間を待ちます。まさか、このあと半べそをかくことになるとは…。

さて、搭乗手続きの時間になったのでカウンターに向かうと、「噴火の影響で出発時刻が未定のため手続き開始時間が未定」と告げられる。
まさかまさかの新燃岳の久々の噴火にぶち当たってしまったのです。
普段関西で暮らしていると火山を意識することなんてまあ無いですが、そういえば日本は火山大国でしたね。身に染みて知りました。
仕方ないので待っている間に他の航空会社や到着する鹿児島空港のフライト状況を調べてみると、どうやら欠航ばかり。これはまずい。
不安なまま待っていると、やはりこの日の鹿児島空港行きフライトは全て欠航に。飛行機でこんな状況になったのが初めてのため大変焦ります。
とりあえず旅券を取ってもらったツアー会社に連絡して翌日に航空券の振替をお願いする。更に、翌日に予定していた縄文杉トレッキングも間に合わないのでキャンセル。滞在が1日分減ってしまったので宿を1泊キャンセル。
この時点で14時ぐらい。だけど大きな荷物を持ってまた家に帰るのもしんどいので、この日は大阪に宿泊。鶴橋まで戻ったけど、当日割で1000円で宿泊できたので、自宅に帰るよりも安く済んだと思います。

晩御飯の旨いビビンバと、その日放送していたR-1ぐらんぷりで少し元気を取り戻します。テレビを見ながら予定を立て直しましたが、考えているうちにめんどくさくなってしまった。結局、到着した日と次の日の予定だけ決めて、後ろ2日は未定のまま出発することに。

屋久島旅行の記録といいながら、初日は大阪で終了。

その2に続きます。

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最近聞いてるラジオ(わたしの記録用)

今聞いてるラジオ番組(ほぼ吉本芸人さん)の個人的メモ。この4月からラジコプレミアムに加入して、基本全エリアのラジオが聞けるようになったので楽しいです。

これで今まで関西では全く聞けなかったTBSラジオが聞けるじゃないか!と思ったけど、まだ習慣になっていないからか全然聞いていない…。

 

〈 いつも聞いてる番組〉

月曜日

  • YES-fm 16:00~18:00 「オンスト(月)」

キザキッスでお馴染み木﨑さんとダブルピースがあざと可愛い櫻井さんのコンビ、祇園がパーソナリティ。ここ1年ぐらい聞いてる。コーナーが面白いです。べったりし過ぎていないけど仲は良いんだろうな、と思わせるような2人の距離感が好き。

 

  • FM OH! 21:00~21:55 「よしもとラジオ高校~らじこー」

セキュリティーガバガバ月曜日らじこーは見取り図とDJみぃさんが担当。以前はしょっちゅう飛び入りで芸人さんが入って来てましたが最近は無いですね。「トット」という単語が出るとすかさずトット好きのADさんがトットの出囃子(舞台に登場する際に流れる音楽)を流すので曲を覚えてしまいました。

 

昨年の4月からリニューアルをしつつ続いてきた番組で、今年の4月からは放送時間が伸び、ついに番組名にコンビ名が入りました!私の最近大好きなコンビ、マルセイユの初冠番組。この時間だけど生放送。

最初に漫才を見たときに、ツッコミの津田さんは少しきつい印象で、見た目も相まってチャラそうと勝手に思っていて。でも、ラジオを聞いていたら全然違ってギャップに驚きました。キレキレのツッコミと回しが上手な優しいお兄さん。ボケの別府さんは津田さんよりも歳上の後輩、ですが歳上感は皆無(笑)タイトルコールとメッセージをたどたどしく読んでいるけど、なぜか許されちゃう愛されおじさん。津田さんから「別府ちゃん」時々「おやじ」と呼ばれてます。アシスタントの森川さん(もーちゃん)はNGが無いのか、なんでもしゃべっちゃう可愛いお姉さん。時間が時間だからか皆様痰が絡まりがち。喉お大事に!

 

火曜日 

  • FM OH! 21:00~21:55 「よしもとラジオ高校~らじこー」

学天即とDJみぃさんによる、大喜利・政治・お笑い論・アイドル・下ネタ、何でもアリの振り幅えげつないごった煮火曜日。年始に四条さんから”つくね”さんに改名されてから、学天即の雰囲気が良くなっている気がするのは気のせいだろうか…。

 

ますだおかだ増田さんと塚本アナウンサーがパーソナリティ。増田さんの計算しつくされた話術が堪能出来る番組。

 

ラジオ大阪関西テレビ主催の、関西で最も長い歴史を持つ上方漫才大賞。こちらの新人賞の受賞コンビがパーソナリティになるようです。昨年はトットが担当で、4月より祇園が担当。15分番組なのであっという間に終わっちゃう。

 

水曜日

4月から東京進出をしたかまいたちの東京初レギュラー番組。

関西ではコンビで2本ラジオをやっていたのに、どちらも終わってしまい寂しいのでこちらを聞いてます。たぶんそういう人が多いのではなかろうか。

漫才、ロケ、フリートークに何でもめちゃくちゃ器用なお二人ですが、まさか東京のラジオでロケをやるなんて思ってなかった。

「タイトルがダサい、ジングルがダサい、メールアドレスがダサい、テーマがブレブレ」と自分の番組をバッサリ切っていく山内さんの媚びないキレの良さは東京でも健在。息を吐くようにボケる山内さんと楽しそうにボケる濱家さんのやりとりは30分では足りません。偉い人、尺伸ばしましょう!!

 

木曜日

  • FM OH! 21:00~21:55 「よしもとラジオ高校~らじこー」

木曜日らじこーは、この春より前任のかまいたちから緑の漫才師トットへバトンタッチ。私はトットちゃんの個々のキャラクターがめちゃくちゃ好きなのです。高校生で時間が止まっているような2人のやりとりに思わず笑ってしまいます。多田さんの天然が炸裂してます。

 

普通の会話が漫才になっている、というのはまさにこれを言うのでしょう。高校からの友人コンビ、からし蓮根ならではのオープニングトークが良いです。コーナーも面白い。“クセがスゴい©”ラジオです。

あと今までは好きな芸人さんは年上ばかりだったのだけど、からし蓮根は年齢層が同じなので、ふとした単語なんかも共感できる点が多くて嬉しかったりもする。

 

金曜日

  • MBSラジオ 23:00~24:20 「週刊ヤングフライデー」

アキナと3ヶ月交代のミュージシャンの方がパーソナリティ。アキナだけだともっとお笑い色の強いアクのある番組になりそうだけど、他の人がいるのでだいぶマイルドになっているんだと思う。メールの内容を聞いていると、比較的リスナー層が若いように感じる。自分の学生時代が遠くなったな、と思って悲しくなる時がしばしばある(笑)

 

日曜日

  • KBS京都ラジオ 20:30~21:00 「GIONラジオ」

ビジュアルが売りの祇園が担当している、ラジオレギュラーの3つ目。月替わりゲストとトークしてます。30分番組なのに、あいだに10分の別番組が入る構成(笑)

 

〈だいたい聞いている(聴き忘れることもあったり…)〉

  • YES-fm 16:00~18:00 「オンスト(火)」

プリマ旦那がパーソナリティ。かれこれ7年近く応援している、大好きなコンビ。これを聞いてプリマの近況を確認してます。レギュラー番組もしくはネタ番組もっと増えてほしいなぁ…。

 

  • FM OH! 21:00~21:55 「よしもとラジオ高校~らじこー(水曜日)」

水曜日は藤崎マーケットNMB48の2人とみぃさんの大所帯。昨年のトキさんによる“田崎サイコパス婚真相究明回”と“トキ仮想通貨被害報告回”は伝説に残ると思う。しばらく聴いていない期間に、NMBちゃんもレギュラーになっていた(ファンの方には申し訳ないけど、私は藤崎のトークが聞きたいなぁ…)。でも、うどんの国のお姫様れなぴょん出演回は必ず聞いてます。好き。

 

めっちゃお便り読む番組だな、という印象。放送時間が長いからだと思うけど。

河井さんってとても賢い方だなぁ、思うことが多いです。相方に厳しくリスナーに優しいゆずる兄貴。アゴしゃくれし者・稲田さんはビジュアルという最大の武器が無くても面白いというのが、ラジオでよくわかると思う。アシスタントのなかじさんが安定しまくっているので聞きやすいです。

 

何故だか聞き始めて3ヶ月ぐらいは本当に2人の声の聞き分けができなかった(今は大丈夫)。せいやさんが変わった子という扱いだけど、相方の粗品さんも相当ぶっ飛んでいる。時間帯と収録放送ゆえにか、自由奔放下ネタ多め。

 

木曜日は松井アナウンサーとメッセンジャーあいはらさんが担当。パラさんの声を聞くと、AMラジオ聞いてるなーと思う。

 

MBSアナウンサーうわちゃんと学天即奥田さんが担当。奥田さんのしゃべりが好き。

 

  •  YES-fm 16:00~18:00 「オンスト(金)」

第16代R-1ぐらんぷりチャンピオン、濱田祐太郎さんが4月からパーソナリティに就任。よしもとさん、チャンピオンにちゃんと仕事を振ってくれています。

 

ダイアンが木曜日から月曜日にお引越し…だけどそういえば月曜日になってからまだちょっとしか聞いていない…。

青春18きっぷで瀬戸内旅行〈岡山~倉敷~尾道その1〉

単身赴任中の父の元へ遊びに行く為に、以前から気になっていた青春18きっぷを利用してプラプラ旅行してきました。

 

ゴールは日曜日の朝に今治駅

ついでに尾道も経由しようと計画を立てます。こちらは聖地巡礼

私の大好きな作家森見登美彦さんの著書に登場します。

『夜行』の第一章は尾道が舞台のお話。

有頂天家族 二代目の帰朝』では主人公・矢三郎(京都の狸)のお兄さん矢二郎(京都の蛙…じゃなくて狸)が旅の途中で立ち寄った場として書かれています。

また、最近小学館の漫画アプリで読んでハマった鎌谷悠希さん『しまなみ誰そ彼』の舞台もこれまた尾道。これは行くしかない!

 

ざっくりとした予定で、いざ出発です!

 

1日目

木曜日、最寄りの駅を10時に出発して大阪方面へ向かいます。大阪駅で姫路行き新快速に乗り換え、13時頃に姫路駅で一度下車。

駅構内で名物まねきのえきそばを食べました。

和風の出汁に中華そばが入ったもの。やさしいお味。
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駅の正面から姫路城が見えましたが、時間も無いので今回はここからの景色のみ。
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 出発する前日まで暖かい日が続いていたので軽装で出てきてしまったものの、思いの外寒いこの日。駅ビルの雑貨屋でストールを購入して首に巻き付けて、再び電車に乗り込み西へ向かいます。

いわゆる相生ダッシュも問題なくこなし、山陽本線吉永駅へ。
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電車で神戸以西に行くのは初めてだったけれど、車窓から見える田舎の景色や無人駅は見慣れた感じ(笑)遠くまで来たとはいえ地元と同じような気候だし、3、4時間離れたぐらいじゃあそれほど風景は変わらないですね。

駅前からバスで15分・100円で最初の目的地へ!


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一般的な知名度としてはどうなんだろう?

岡山県備前市【旧閑谷学校
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私の愛読書に『日本建築集中講義』という建築史家・建築家の藤森さんと画家の山口さんの愉快な本がありまして、タイトルの通り様々な日本建築が紹介されている中に閑谷学校がありました。山口さんが「吸い込まれそう」と表現していた講堂の吹き漆の光る床を見たくて、遠路はるばるやってきました。

 

江戸時代に庶民の為に建てられた学校で、赤褐色の備前焼の瓦が特徴の講堂は国宝指定されています。
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私の下手くそな写真でちゃんと伝わりませんが、拭き漆の床が外からの光を優しく反射して美しい。講堂の中に入ることは出来ないのですが、廊下にいても自然と正座をしてしまう雰囲気です。
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かまぼこ型の石塀がぐるっと土地を囲んでいます。

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閑谷神社の瓦には蝶の紋様

 

平日の昼間。桜の見頃も過ぎているので人も少なく、ゆっくりとまわれました。

滞在時間は1時間半くらい。

 

17時頃のバスで吉永駅に戻り、西へ進みます。 

 


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晴れの国岡山の曇り空で、初日は終了。

岡山駅前から路面電車に乗り数駅、商店街にあるゲストハウスに宿泊。

バスでも行けたようだけど、路面電車が珍しいので乗りたかっただけです。

 

夕食はゲストハウスに併設しているカフェのお弁当で済ませました。ルーロー飯というやつ。角切りの豚肉の上に乗っていたの緑の葉っぱはパクチー?味見はしたけど結局ほとんど避けて食べました。

(書いていて思い出したけど、確か岡山はパクチーの生産地でしたよね、たぶん。)

 

2日目

この日は美術館ハシゴの旅

チェックアウト後に荷物だけ引き続き預かってもらい、徒歩で20分位。開館の9時ピッタリに到着。

 

1ヶ所目夢二郷土美術館
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可愛らしい建物。もしかして結構小さい?入館料高いなぁと受付で料金を支払いながら思いましたが、結果から言うと行って良かったです。

夢二の作品これまでにも他の美術館などで見たことはありましたが、同じ作者の作品を一度たくさん見れるというのは面白いです。

夢二といえば美人画だけど個人的にこの日一番グッと来たのは少年の絵。顔を腕で隠しているような姿なのですが、実に色気がありました。帰りにミュージアムショップでポストカードを探したのですが、こちらの絵は販売されていなくて残念…。

 

最後にお庭番「黑の助」さんにご挨拶して帰りました。

美しい黒の毛並みと黄色いお目目が素敵な猫さんなのですが、目を開いているところを撮らせてもらえませんでした。
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カワイイ。

 

2ヶ所目岡山市立オリエント美術館】

夢二郷土美術館から徒歩で15分位。古代オリエントの専門美術館です。さすが公立館、良心的な入館料です。

一応学生のときに西アジアの勉強をしていたので、やはりこちらは外せません。

展示の合間合間に、日本と西アジア地域の年表と地図を置いてくれていたのはとても助かりました。各国の興亡や位置や名前、時代関係がややこしいのです…。

私が一番好きなイスラーム美術品はラスター彩と呼ばれる、金色に光輝くような文様が美しい陶器。もちろんたくさんありました。この輝きは写真じゃわからないので是非実物を見て欲しいです。

 

次の目的地は路面電車に乗り、終点の東山駅へ。

 

 

番外編「おかでんミュージアム
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サービス精神豊富な館長見習い「美宇」さんがお出迎えしてくれます。

SUNたまちゃんがいると思っていたのですが、彼女は今はどこにいるのでしょう…?
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子供部屋のような可愛いデザインの建物。正直、大人1人で行く場所では無かったかな、と思いましたが、美宇さんが可愛かったので良しとしましょう。

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整備中の電車を見ることができるスペースがあります。
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たまちゃんがたくさんいました。

 

宿で預かってもらっていた荷物を回収し、近くのパン屋でランチ。そして食後のデザートにフルーツパフェの食べられる店を探します。観光案内所に置かれていた冊子なんかを見ていると、どうやら岡山市はフルーツパフェを推しているようです。雨が降ってきていて濡れたくないので、とりあえず一番近いお店へ。
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見た目以上に苺がたっぷり入ったパフェ。美味しかったです。

美味しいご飯で元気になってから、岡山駅から倉敷駅へ向かいます。

 

 

3ヶ所目大原美術館

倉敷駅から美観地区を目指して歩き、ハシゴの旅の最後の館へ。

 

雨の大原美術館本館。
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何度も写真で見た重厚な外観に、入館する前からテンションが上がります!
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大原美術館といえばエル・グレコ《受胎告知》。美術館に来てから「そういや今、貸出してないか…?」と不安になったのですが、ちゃんと2階に展示されていました。よかった。

2階に上がって1つ目の広い展示室を見た後に少し廊下を歩き、照明が落とされた部屋へたどり着くと《受胎告知》がどーんと視界に飛び込んできました。

第一印象は「思ってたより小さい」。美術鑑賞あるある。そして絵の真ん中あたりに書かれた白鳩(精霊を表す)を見て「父さん!」と心で声に出してしまったのは『聖☆おにいさん』の影響ですね。

 さて展示の話に戻りまして、スポットライトに照らされた《受胎告知》の背景の壁は青色。聖母マリアのまとうマントの色からですかね。1点のみが展示された贅沢な展示室です。絵の前にベンチが置かれていたので、座って見たり近くに寄って見たりして、ゆっくり鑑賞。

絵が掛かっているのとは違う方の壁に作品の来歴や解説のパネルがありました。絵を見るときの視界には入らない位置です。インパクトのある作品に合わせて考えられた展示、こういうの大好き。

もう一つ、特に気になったのがフレデリック《万有は死に帰す、されど神の愛は万有をして蘇らしめん》です。タイトルが長くて覚えられません。7枚の絵が横1列に並べられたこの作品は《受胎告知》とは真逆の「とにかく大きい」という印象。とても力強い作品で、しっかり目に焼き付けてきました。また、この作品の横幅で美術館の横幅を決めたそうです。箱が先行じゃないんですよ、いいねいいね!

 

特に美術を専門に勉強したことのない私でもわかるぐらい、最高の作品ばかりが集められた美術館でした。コレクションの収集をした画家児島虎次郎の審美眼、それを支援した大原孫三郎の仕事があったからこそ、現在素晴らしい作品の数々に身近に触れることが出来る。ほんとありがとうございますとしか言いようがないです。本物を見るのは大切だと再確認。

今回音声ガイドを借りなかったのはほんとに失敗。普段はそこまで西洋絵画は興味無いのですが、この日は気になる作品ばかりで、館内ベンチにおいてくれている図録の解説をちょくちょく読みながら進んで行きました。
 途中駆け足になったけど分館、工芸館、東洋館、ミュージアムショップとすべての館をまわって滞在時間2時間半位。絶対にまた来ます。

 

雨が降っているし、お店の中に入っても背中に背負った大きなザックで身動きが取りにくいしで、美術館を出た後は美観地区をさっと歩いて倉敷駅へ。
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夕方の車内は割と混雑していましたが、座れてよかった。

 

 

2日目のゴール、尾道駅
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なんだか駅周辺がごちゃごちゃしてると思ったら、駅の改装中だったようです。
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ちょうど日が暮れて、オレンジ色の街灯がいい感じの景色になってきていましたが、まずは重い荷物を置くために、予約しておいた宿に向かいます。雨が降り続いていたけど、商店街のアーケードに入ると一安心。駅からずんずん歩いてこちらのゲストハウスへ。
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細ながーい通路の奥に、宿の入口がありました。手前はカフェ。
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チェックイン後、お好み焼き屋を探して夜の尾道へ繰り出します。

鶏の砂ずりとイカのフライがポイントの尾道焼きをいただきました。お腹空きすぎて写真はナシ。砂ずりってあんまり食べたことが無かったけど、コリコリした食感で美味しかったです。

 

宿に戻り、風呂に入って洗濯して後は寝るだけ…と思っていたところで、宿の方から「今からオープンの古い病院を改装した古本屋があるよ」と教えてもらいます。この時点で23時です。えらい遅くに開くお店。もう眠かったので翌日の土曜日行こうと思ったのですが、土日は昼間しか開けていないとのこと。せっかくならちょっと変わった深夜開店のときに行きたいと思い、寝巻きから着替えて古本屋へ。

 

ストーブがついてぬくぬくとした空間で、旅先で深夜に本を探す非日常感にワクワクします。遠くから何度も聞こえる、貨物列車が通る音に『夜行』の世界を思い出しました。ゆっくり見ていたらもう2時過ぎになっていたので、2冊本を購入して宿へ戻りました。
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新書にはシャレオツなブックカバーを掛けてくれました。とても雰囲気の良いお店でしたので、本がお好きな方は是非行ってみて欲しいです。


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丑三つ時の尾道

 

3日目へ続きます~。